日本ソフトについて

創業物語

思い出のコンピュータ
この仕事を一人ではじめた間も無い頃、プログラマーが
100人で完成させるようなオンラインシステムの話をい
ただきました。
納期もたったの一ヶ月。お金が無かったものですからま
ず、コンピュータを代金後払いで手に入れ不眠不休、二
週間で仕上げました。
ほかに数社かかわっていましたが納期に間に合ったのは
私だけでした。何しろ必死でした。
その報酬で買ったコンピュータがこれです。
捨てられずに、いまも物置に仕舞ってあります。
思い出のコンピュータ
FAXとコピーの有り難さ
会社ができて間もない頃はFAXを購入するだけの余裕が
なく、当時、本社のあった場所から歩いて30分くらいかかる大きな文房具店にお願いをして、そこのFAX番号をお客様にあたかも日本ソフトのもののようにお話しし、何か用件のある時は、そちらにいれてもらい、FAXが入った時は文房具店さんの方から電話で知らせて頂くようお願いしていました。
ある時、お客様からこれからFAXを入れますから至急それをみて連絡を下さい、との商談が入り、とにかく大事なことだったので、私はその電話を切るなりひとまず自宅に転送切り替えして、いちもくさんに受けとりに走りました。昔、サッカーで鍛えてあったので自信はあったのですが、もう全力で会社に戻り、汗だくでゼイゼイする息をおさえながら、何もなかったかの如く、コンピューターに向い、そのFAXをみながら、お客様に電話を入れ、必死で対応させて頂いたのを覚えています。
ですからFAXを購入できた時はああ、これで走らなくてすむ、と本当に嬉しく思いました。コピーも同様、購入できた時はコピーセンターに通う不便な日々から解放された喜びと、高価だったコピーをみんなの働きで買えたんだという満足感。
記念写真を撮りました。
FAXとコピー